Darkglass ELEMENT
GRACIASおすすめアウトボードをセットアップ(仮)してみました。
使用機材は接続順に
1) InnerBamboo U-Ⅱ(コンプ)
2) InnerBamboo B-Ⅱ(プリアンプ)
3) Darkglass ELEMENT(DI・ヘッドフォンアンプ・オーディオインターフェイス・IRキャビシュミなど)
チューナー・パワーサプライは有り物を使用しています。
1)のU-Ⅱは言わずもがな、コンプの最高峰。「かける意味があるコンプ」としていまさら説明も必要ないでしょう。
2)のB-Ⅱはここ最近になり再び人気が急上昇しています。それは「アンプのプリアンプ(アップグレード)」という概念で使うこと。B-Ⅱのアウトは出力がかなり上げれますので、アンプのEffect ReturnとかPower Amp Inなどに刺せば、アンプのプリ部はキャンセルして使うことができます。
そして3)のELEMENTはファームウェアが更新されて非常に便利グッズになりました。ただし、DCパワー(いわゆる電源)が必要となります。なのでこれをボードに入れておけばマルチな使い方ができます。今回はその使い方について説明いたします。
*ボードのレイアウトはあくまで(仮)ですので、入出力に都合がいい位置をお考えください!
ヘッドフォンアンプとして
ELEMENTの上部にはヘッドフォン出力が2系統あります。なんと二人で聞くことができるんですね!(どういうシチュエーションか知りませんが…。)まぁそれはさておき、その2系統は個別にヴォリューム調整可能です。(オシャレなタッチセンサーヴォリューム。)
ヘッドフォンアウトにはAUXで外部音源をミックスすることができます。有線(ミニステレオ)で繋ぐことも可能ですが、Bluetoothでスマホなどから飛ばすことが可能です。これが相当便利!ボードをパカっと開けて、電源・ベース・ヘッドフォンだけつなげば、即練習が開始できます。
ELEMENTのキャビシュミ・パワーアンプシュミ・EQはUSB接続でPCのアプリ「Darkgrlass Suite」でも操作可能ですが、スマホアプリでもBluetooth接続で操作可能です。そしてそれらのシュミレート音はヘッドフォンアウトにも反映されます。
オーディオインターフェイスとして
アップデートしてオーディオインターフェイス機能が備わりました。USB接続すれば、そのままの状態でインターフェスとして使用可能です。もちろん入出力OKですので、ELEMENTのヘッドフォンアウトを使用。
レイテンシー等々はまだ未知数ですが、簡易的にRecするぐらいなら十分使えるでしょう。(こちらの出力にもシュミレート音は反映されます。AUXは反映されません。)
試しにlogicにつないでみましたが、macなのでドライバーも必要なし、すんなり認識してくれました。
ビットレート/ サンプリングレートは24bit/44.1kHz or 48kHz です。
ライブの時には
ライブの時には、パラアウトからアンプのアンプのEffect ReturnとかPower Amp Inなどに入れて下さい(B-Ⅱ・Sumo Priなど、出力が上がる物限定!)。パラアウトにはシュミレート音・AUX inは反映されません。
いわゆるPA送りは左側面からXLR Outで出力可能です。(シュミレート音が反映されます。)その際、「レベルが大きすぎる!」とエンジニアさんからご指摘を受けた場合には、右側面にアッテネーターがありますので、-12db側にスイッチしてください。
*パワーサプライについて
ELEMENTはなかなか大食いですので(9V-12VDC 250mA以上!)、アイソレートされたパワーサプライの使用をお勧めいたします。
Darkglassの代理店、キョーリツコーポレーションさんのページもご覧ください。(ただ、ヘッドフォンアウトからミキサーに繋ぐのはお勧めしません!)